My Bach Flower

バッチフラワーとの出会い
バッチフラワーとの出会いから、実践しながら見つけた疑問や情報を私の視点でまとめています。
コンサルテーション
バッチフラワー無料体験コンサルテーション及び、一般コンサルテーションのご案内をしています。


英国バッチのTwitter
英国バッチセンターのニュースや、バッチ博士の言葉、レメディ選びのFAQなどが流れます。
ネルソン社のYouTube

バッチ博士のフラワーレメディ発見の物語「The Journey to Simple Healing」などが見られます(英語版のみ)

さまざまな感情に対応する花や草木のエッセンスが小さな瓶に詰められている。

バッチフラワーとの出会い
プロフィールにも少し書きましたが、10年ほど前にWhole Life Designsの荘司さんが提唱するスピリチュアルな癒しに出会い勉強する中、ソウルレベルで学ぶべき仕事があり、何か花に関係があることのようだと教えてもらいました。それが何なのか見つけるために書店をうろつき、ネット検索し、題名に花が付く本を何冊か読み、花の写真をホームページに載せてもみましたが、ヒントは得られず漠然としたままで、そのことへの関心が薄れつつありました。

ところが、札幌に戻って間もなく、旭川のワークショップに参加することになり、そこで予期せず前述の疑問が「バッチフラワー」だと判明しました。突然、光り輝く道がパーッと開けた嬉しさ半分、なんで私がそんなガラでもない繊細な仕事をと、戸惑いも感じました。それにバッチフラワーに関する知識もほとんど皆無でした。それでも、やっと疑問が判明した嬉しさと、新しいことはどんどん調べて進めずにはいられない性格に突き動かされ、やっているうちに細かいことは解るだろうと、さほど深く考えず、荘司さんが使っているというバッチ関連書籍と、プラクティショナーという仕事があることも教えてもらい、まずは正規の登録プラクティショナーになるべく、バッチ国際教育プログラムを受けることにしました。

バッチフラワーに対する誤解
恥ずかし話ですが、まず最初にバッチフラワーレメディについて大変な誤解をしていることが解りました。というのもバッチフラワーレメディが、お手軽な癒しグッズコーナー近辺に置かれていることが多かったことから、よく調べもせず、気分がリラックスする程度の物と思っていました。そんな私でしたので「心を癒す花の療法」を読みはじめてすぐに大変なショックを受けました。バッチフラワーとは、イギリスの医師であったエドワード・バッチ博士が、花や草木の治癒エネルギーに気付き、医師生命を掛け、生涯をかけて、自分の内面の声に従いながら現実の効果を確かめ、真摯に誠実に完成させたスピリチュアルで大変根源的な癒しのシステムだと解ったからです。


私が最初に読んだ2冊です。バッチ博士の哲学から、フラワーレメディ誕生までの経緯が良くわかります。

病気の症状ではなく、病気の原因を癒す
私の個人的な視点でまとめると、今から70年以上前に、バッチ博士が、多くの患者の治療をするうちに明らかに治療し改善しても健康が維持されるとは限らず、手術も一時しのぎのように見えることに不満を感じ、この問題に向き合って根本的な治療法を探し求めたそうです。その結果、本当に治療すべき対象は、症状ではなく病の本質である「心と魂の摩擦」という考えに至り、摩擦の原因として人の心、感情に焦点をあて、その心の苦しみに調和をもたらすことで、病気を消滅させようと試みました。何年もかけ少しずつ自然の中から、癒しの花や草木を見つけ出し、水と太陽で癒しのエネルギーを抽出して、自然で誰にでも使える癒しのシステムを完成させた。これがバッチフラワーレメディということでした。

説明が長くなりましたが、とにかく私はバッチフラワーの本当の姿を知り、大変驚きました。人を心と体だけの存在として捉えず、魂と心と体の存在として捉え癒そうとする非常にスピリチュアルで根源的な癒しのシステムであること、こんな昔に既に現代医学とスピリチュアルな治癒に真摯に取り組んでいる人がいたことに感動しました。病気の根源的な原因は、心と魂(高次の自己)の摩擦であり、摩擦の結果が病気の症状と捉えられます。それならば、自分の心にフォーカスして、フラワーレメディの助けを借りて、自分のネガティブな感情や現状を癒していけば健康をコントロールできることになります。また、すばらしいのは薬物が入っていないので、過剰摂取による危険も副作用も無く、医療知識のない人でも安全に簡単に飲める事ですので、皆がこの情報を知り、バッチ博士の遺産であるこのヒーリングシステムの恩恵を得られたら良いなと思います。

バッチホリスティック研究会の「バッチ博士の遺産」日本語版

バッチ博士の哲学「Heal Thyself」
このバッチ博士の癒しの哲学は、数少ないバッチ博士自身の著作であるHeal Thyself(汝自身を癒せ)に書かれています。バッチ博士が生涯をかけて発見した癒しのシステムであるフラワーレメディを万人が使えるよう、真の病の正体を明らかにし、病気の癒し方を簡潔かつ深淵にまとめられています。

私は、最初、奇麗な表紙とバッチ博士著という表記に引かれて「フラワーレメディーズウィズダム」を読みました。本書に収められている「自らを癒す」を読み、その後、バッチ国際教育プログラムで配布された「汝自身を癒せ」を読んで理解を深めました。私の感じでは「フラワーレメディーズウィズダム」の「自らを癒す」は、聞き慣れた日本語に意訳されているので、最初はこちらのほうが解り易かったですが、ある程度フラワーレメディの勉強を進めると、原書に忠実な翻訳で難解な感じはありますが「バッチ博士の遺産」に収められている「汝自身を癒せ」は、より博士の哲学を深く感じられる気がしました。市販されていないようですがバッチホリスティック研究会で購入できます。

バッチフラワーレメディとは何か
ところで、結局このフラワーレメディとは何なのか、専門家の方々も説明に苦労しているのが現状のようです。実際、フラワーレメディの成分を調べても、現代科学の技術ではグリセリンと水しか検出できないのだそうです。しかし事実38種類のエネルギーが38種類の感情に調和をもたらし、心と魂の摩擦を癒すことが長年受け継がれてきたのも事実で、私にも、何が見える訳でもないですが、フラワーレメディのボトルには検出できない次元のエネルギーが存在しているのだと思います。

バッチフラワーレメディの発見から75年が経ち、今ではバッチ博士の哲学に賛同しながら、さらに深く研究している実践家が世界中にいるようです。さらに新しい可能性が出てくるかと思うととても楽しみです。フラワーレメディのの全容が解き明かされる事を期待しつつ実践していきたいです。

2011年3月9日記